地域活性化バス(コミュニティバス)は、区が運行費補助することを含めた検討を

--田中のりひで議員の一般質問


 田中のりひで議員は、11月28日の区議会本会議で、コミュニティバスと下落合駅などのバリアフリー化について質問しました。

各地の自治体は運行費補助などの支援をおこなっている

 田中議員は、区が四谷、中井・落合、神楽坂地域などで調査検討をおこなっている地域活性化バスについて、「最大の問題は、区があくまでも民間事業者の参 入と運行費用の補助はしないというスタンスで臨んでいること」と指摘。全国的にみても、運賃収入だけではまかなうことができず、自治体が運行費補助などの 財政支援をおこなっているのが通例であること、港区の「ちぃばす」は、児童扶養手当受給者、生活保護受給者、シルバーパスを申請する人などに無料乗車券を 交付できるようにしていることなどを紹介して、「必要によっては運行費補助を実施する立場に立つべき」と要求しました。
 これに対し区は、「事業採算性を見込んだバスルートを確保するには、商業施設、観光スポットなどを巡る魅力あるルートの創出が必要。また、地元企業や商 店街からの協賛や利用者の応分の負担などによるバス運行を担うための仕組みづくりも重要」と述べ、運行費補助は「考えていない」と答えました。

ケイビーバス「高田馬場駅-東中野駅」路線への支援の強化を

 また、すでに運行されているケイビーバス(高田馬場駅~東中野駅)が1時間3便から2便に縮小され、利用者から「なくなってしまうのではないか」と不安 の声が出されていることを紹介し、公共交通整備促進の立場から区民が応援する事業へと発展させることや、運行費補助も視野に入れた検討など、区としての積 極的な支援を求めました。
 区は、「バス事業者との連絡をより密におこなうとともに、PRを充実させるなど、ねばり強くバスの利用促進に努めていく」と述べる一方、「運行費補助については考えていない」と答えました。

下落合駅のエレベーター設置、中井駅の北口開設とエレベーター設置の一刻も早い実現を

 田中議員は、区が06年度に信濃町駅について補助をおこなうことにしている交通バリアフリーの整備促進について、他の駅についても前倒しするなどして推 進することを求めました。とくに、下落合駅のエレベーター設置、中井駅の北口開設とエレベーター設置などについて、一刻も早い整備を要求しました。
 区は、下落合駅のエレベーターについては、「協議を続けていく」と答弁。中井駅北口については、「物理的に仮設の改札口を設けるスペースがない」と述 べ、「山手通りの工事により中井富士見橋下に新たに生み出される空間に北口改札の設置を推進していきたい」と答えました。

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