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住民無視の区政のすすめ方はやめてください! 四谷の統合新校への突然の「幼・保一元化」施設の併設案、落合第二区民センター建設に伴うことぶき館と社会教育会館の廃止問題について−−あざみ民栄議員、川村のりあき議員の一般質問(2004年6月9日)


 6月9日の区議会本会議で、あざみ民栄議員と川村のりあき議員が一般質問をおこないました。

■あざみ民栄議員の一般質問
 四谷の統合新校への「幼・保一元化」施設の併設案は、区民参加で再検討を

 四谷の3つの小学校を統合して07年に開校予定の新校に、区が突然、幼稚園と保育園を一体化した施設(幼保一元化施設)を併設することを発表(今年4月下旬)し、その設計委託費を含む補正予算案を今区議会定例会に提案しました。
 四谷地域では、この4月上旬に、関係者の長年の話し合いの結果、ようやく3校の統合時期や場所などを決めたばかりで、区の強引なやり方に困惑と批判が広がっています。
 6月9日には、小学校統合協議会有志から区長あてに、新校には幼稚園のみの併設を要望しており、敷地の不十分さなどから幼保一元化施設の併設はこのままでは納得できない、とする「提案書」も出されています。
 あざみ議員は、02年度に幼保一元化施設を開設した千代田区では80年代から時間をかけて区民参加で検討してきたことを示し、今回の区のすすめ方は「区長が言っている協働の姿勢とはまったく相反する区民無視のやり方」ときびしく批判。新校には幼稚園のみを併設するという統合協議会が合意した内容ですすめ、幼保一元化については区民参加で再検討することを強く要求しました。
 これに対し、区は、「幼保一元化施設を併設することは、今とりうる最善の判断だと確信している」と強弁し、住民の声に耳を傾ける姿勢を示しませんでした。

5会派の議員が区の強引なすすめ方を批判

 区議会本会議の代表質問・一般質問では、共産、公明、自民、民主・無所属、社会の5会派の議員が、幼保一元化の問題をとりあげ、区の強引なすすめ方を批判しました。
 幼保一元化施設の設計委託費を含む補正予算案が採決された11日の総務区民、福祉健康、文教の3委員会では、共産、社会から、関係者・地域住民との話し合いの積み重ねを求める付帯決議案が提案されました(いずれも否決)。文教委員会では、四谷地域の自民と民主・無所属の議員が補正予算案の採決の際に退席して棄権するという異例の事態となっています。

 突然発表された愛日幼稚園と中町保育園の連携−−住民参加で時間をかけて検討すべき

 区は、愛日幼稚園と中町保育園を来年9月から連携させることも突然発表しました。幼稚園の来年度募集は10月、目前です。保護者からは「なぜそんなに急ぐのか?!」という声が出されています。
 あざみ議員は、拙速にすすめるのではなく、十分な情報を提供したうえで、その是非もふくめて、関係者・地域住民の参加で検討するよう、区に要求しました。

■川村のりあき議員の一般質問
 西落合ことぶき館と落合社会教育会館は廃止せず、存続を

 落合地域の長年の悲願であった落合第二区民センター(仮称)が建設されることが決まりました(07年度竣工予定)。ところが、区が区民センターの建設と引き替えに、「機能を統合する」と称して、西落合ことぶき館と落合社会教育会館の廃止を打ち出しており、「ようやく他の地域との格差が縮まると思ったのに、2つの施設を廃止してしまうなんてひどい」と落胆と怒りの声が広がっています。

 ことぶき館機能を区民センターに統合すれば、お風呂はなくなる

 川村議員は、年間8000人が利用している西落合ことぶき館について、「無料で気軽に立ち寄れるからこそ、高齢者の交流を支えてきた」のであって、区民センターに統合されれば利用料が必要となり、高齢者クラブの役員から「交流会などは、参加費の徴収などで難しくなる」という声が出されていることを紹介。また、区民センターに統合されれば、利用者が「一番楽しみ」としているお風呂がなくなることも指摘して、「存続すべき」と要求しました。
 これに対し区は、ことぶき館が「団体活動に参加しない高齢者にも外出の機会を提供し、閉じこもりの防止にも役立っている」「お風呂が必要とのご意見をいただいていることも事実」と認めながら、「西落合ことぶき館は廃止したい」と答弁しました。
 川村議員は、年間3万人が利用している落合社会教育会館について、区民センターに統合されれば利用料が2倍から3倍になり、「団体の運営そのものに支障をきたす」という声が出されていることを紹介。生涯学習の重要性が言われるなか、社会教育の振興という社会教育会館の役割からも「存続すべき」と要求しましたが、区は「存続する考えはありません」と答弁しました。

 四谷地域の問題でも落合地域の問題でも、住民の意見・要望にまともに耳を傾けない区のやり方を認めるわけにはいきません。日本共産党は、住民のみなさんの意向を尊重した施設にしていくために、ひき続き全力でがんばる決意です。



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