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治水・水害対策の抜本的強化、平和施策の拡充などを要求−−決算特別委員会での雨宮たけひこ議員の総括質疑(2005年9月28日)


 雨宮たけひこ議員は9月28日、区議会決算特別委員会の総括質疑で、平和施策、区民のくらしを支える財政運営、治水・水害対策、震災対策、建築紛争の予防調整などについて質問しました。

水害・初動態勢の遅れをきびしく指摘

 治水対策について雨宮議員は、9月4日深夜、浸水が起きた西落合に駆けつけ、翌朝から日本共産党が救援活動にとりくんだ状況を生々しく報告。妙正寺川の対岸の中野区が21時50分に避難勧告を出したのに対し、新宿区が職員の参集を始めたのが21時40分で避難勧告も出さなかったことを明らかにし、「初動態勢に問題があったのではないか」ときびしく指摘しました。

都や上流自治体との連携を抜本的に強化して対策を

 雨宮議員は、その背景に、都や上流の自治体との連携ができていない問題があると指摘。都、新宿区などの関係機関で構成する東京都都市型水害対策検討会が01年に作成した方針で、関係機関が継続的に検討・調整をおこなう連絡会をつくることになっているが、どう具体化されたのか、と追及しました。
 これに対し区は、当初答弁できず、調べた結果、神田川・妙正寺川流域については連絡会がつくられていないことを明らかにしました。そして、雨宮議員の指摘を受け、「関係自治体・都との情報連絡体制を早急に整えるよう努める」と答えました。
 雨宮議員はこのほか、妙正寺川の時間降雨50ミリ対応の早期改修の年次計画を都に明らかにさせること、災害援護資金貸付の支給要件の緩和などを要求しました。

区内の戦争遺跡を調査し、生きた教材として積極的に活用を

 雨宮議員は、「新宿は、明治以来、軍都として戦争に深いかかわりをもってきた街」と述べ、「平和都市宣言」をおこなっている区として、区内の様々な戦争遺跡を調査するとともに、案内板を立てたり、学校教育で生きた教材とするなど、積極的な活用を求めました。
 これに対し、区教委事務局は、「文化財保護法の改定で近代史料も対象となった。そのなかで戦争遺跡の取り扱いも検討し、調査して、その結果を積極的に公表していきたい」「戦争遺跡は、残念ながら広く学校関係者には知られていない。教師が研究して学ぶことは大事だと思っている」と答えました。
 また、雨宮議員は、来年3月に発行予定の「平和都市宣言」20周年記念誌に、戦争遺跡や国立国際医療センターに置かれている第5福竜丸の模型について掲載して紹介してほしい、と要望。区は、「すでに割り振りが決まっていて難しいが、貴重な意見としてうけたまわりたい」と答えました。 



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