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2月27日の区議会本会議で、田中のりひで議員と川村のりあき議員が一般質問をおこない、区有施設の再編ついて、区の方針の一方的な押しつけをやめて、住民の意見を尊重することを求めました。
■田中のりひで議員の一般質問−−高田馬場3丁目地区の施設活用について
田中議員は、区が昨年12月に発表し、現在、関係者の話し合いがおこなわれている高田馬場3丁目地区施設活用方針(下の図)について質問しました。
老朽化した高田馬場第一ことぶき館の建て替えにあたり、同館と西戸山社会教育会館分館、小滝橋いきがい館を統廃合して新しい高齢者向け施設とする方針について、3施設の合計の床面積の約6割となってしまうことに、「これまでの活動ができなくなるのでは」と不安が出されていることを紹介。また、高田馬場第一保育園・高田馬場第一児童館・西戸山社会教育会館分館・職員住宅の合築施設を建て替えて民設民営の保育園とする方針について、耐震補強をふくむ改築で施設設置を求める声が上がっていることを指摘しました。
そして、住民・利用者の要望に応えるために、(1)休園中の戸塚第三幼稚園の建物(下落合保育園の仮園舎として使用中)を公設公営の高田馬場第一保育園として使用する、(2)合築施設の児童館、西戸山社教分館を残し、ことぶき館機能をもつ高齢者向け施設への拡大を検討することなどを提案。「私たちの意見を聞いて採り入れてほしいと願う区民の声に応えるべき」と要求しました。しかし、区は、これらの要望に応える姿勢は示しませんでした。
また、ことぶき館建て替え中の代替施設として、小滝橋いきがい館を含めを検討することを提案。これに対し区は、「小滝橋いきがい館も含め近隣の複数の施設を検討している」と答えました。
区立高田馬場第一保育園と中落合第一保育園−−民営化先にありきの検討はやめるべき
田中議員は、高田馬場3丁目地区施設活用方針について、区が住民の様々な要望に耳を傾けない姿勢をとっているのは、高田馬場第一保育園の民営化が先にありきの計画になっているからではないか、と指摘しました。
区は、中落合第一保育園と落合社会教育会館の合築施設についても、社会教育会館を廃止し、建て替えて、保育園の民営化を検討する方針を打ち出しています。
田中議員は、これら2つの施設の説明会で、保護者から民営化に不安や疑問の声が出されても「区はまったく検討の余地をもっていない」と批判し、「今日ほど安全・安心の問題で公の役割が問われている時に、保護者の意向も聞き、公設公営も視野に入れて対応すべきではないか」と質しました。
これに対し区は、「民営化に対する不安や要望等については十分聞き、ご意見をいただきながら進めていく」と、あくまでも民営化を前提に進めることを強調しました。
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区が示した「高田馬場3丁目地区施設活用方針」

(「平成17年度施設活用検討会報告書」から)
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■川村のりあき議員の一般質問−−西落合ことぶき館の廃止は再検討を
区は、落合第二地域センターの建設に伴い、以前から、西落合ことぶき館と落合社会教育会館を廃止する方針を打ち出してきました。これに対し、地域の老人会長さんなどがことぶき館の存続を求めて1,200人の署名を集めて区議会に提出するなど、反対運動が広がりました。この世論をうけ、区は、ことぶき館の跡施設を当初の「子どものため」から「三世代交流」に変えましたが、ことぶき館を廃止する方針は変更していません。
川村議員は、区民意識調査の結果、新宿区民会議の中間発表で「ことぶき館のような身近な地域で利用できる施設がもっとあるとよい」と指摘されていることなどを紹介して、「ことぶき館の存在意義と必要性が浮き彫りになっている」「廃止を再考すべき」と要求しました。また、仮に三世代交流施設とするにしても、お風呂があってこそ魅力ある交流の場になると述べ、存続を求めました。そして、この間の区のやり方は情報の共有でも合意形成でも問題があると指摘し、「ことぶき館の存廃を含め、広く住民に検討材料を示して意見を募り、検討すべき」と要求しました。
しかし、区は、ことぶき館の存続もお風呂の存続も「考えていない」と答えました。
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