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■2003年第2回定例会一般質問 川村議員(2003年6月11日)

 日本共産党区議会議員団の川村のりあきです。
 早速質問に入らせていただきますが、これらの質問は、住民の方から寄せられました要望、これをもとに調査をして行うものであります。ぜひ誠意ある答弁を区長、よろしくお願いします。

 初めに、落合第二地域センターについて伺います。戸塚地域センター、落合第二地域センターは、長い間の住民の悲願であり、建設計画は期待を持って受けとめられています。この地域センターが住民に後々まで、つくってよかったと言われるようなものになるには、今後の取り組みが重要なのは言うまでもないことだと思います。既に候補地の決まった落合第二地域センターについて質問します。
 第1は、施設の内容の検討方法です。「葬祭のできる多目的ホールを」「中・高生の居場所になる場所を」「リサイクルの活動の場を」など意見が出されております。広く住民の意見を取り入れるべく検討会を行うことが予定されておりますが、その上で、従来の準備会の構成で、意見の集約しにくいと思われる働く若い年代については、例えばアンケート、また子供たちの意見を集約するため、小学生については父母へ、中学生には直接の聞き取りを実施してはいかかでしょうか。
〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕
 各年代、各層ごとの検討会あるいは分科会をつくり、意見を取り入れてはいかがでしょうか。
 第2は、地域センター建設とことぶき館、社会教育会館の統廃合問題です。「行財政改革計画」では、ことぶき館については、「集会室機能については、地域センターなどで代替できるようにしていきます」、社会教育会館については、「地域センターなど、同様の役割を果たしている施設の状況を勘案しながら、生涯学習事業の機能を整理します。その上で、老朽化した社会教育会館については、整理・統合を検討します」と、地域センターと統合の方向が打ち出されています。
 私は、目的の異なるこれらの施設の統廃合には反対です。ことぶき館は、ことぶき館条例で「高齢者の福祉の増進を図ることを目的」とし、おふろやヘルストロン、集会室などすべて無料の健康増進と交流の場として、また、生きがいデイサービスの拠点ともなっている場所として利用されております。社会教育会館は生涯学習の場として利用されてきています。現実の問題としても統廃合を進めれば、従来の利用者で利用できない区民が出てきます。
 新宿区の調べによると、平成13年は、近接する西落合ことぶき館が 7,155人の利用があり、落合社会教育会館は同年に3万 428人の利用があります。利用時間帯を変更するなど小手先の対応などでは利用者があふれ、希望者が利用できないということになるのは目に見えています。また、上落合ことぶき館は、平成13年に1万 774人の利用がありますが、落合第一地域センター、落合第二地域センターの予定地のどちらからも遠く、物理的に利用ができなくなってしまいます。ことぶき館は今まで利用料は無料であり、有料である地域センターが同じようには使えません。
 以上、地域の実情を踏まえ、西落合・上落合ことぶき館と落合社会教育会館は存続すべきと思いますが、区長の考えをお聞かせください。
〔「いい質問だ」と呼ぶ者あり〕

 次に、清風園の存続の問題です。行財政改革計画では、「類似施設である近隣ことぶき館との関係から、閉鎖の可能性も検討します」としています。閉鎖を含めて検討とのことに対し、「存続してほしい」「緑が周りにあり、ことぶき館とは違った楽しみがある。ゆったりとできる」「身近な憩いの場をなくさないでほしい」との声が出されています。
 清風園は、平成12年に区宿泊施設は廃止されたものの、利用者の方の運動で食堂が存続され、高齢者の方のまさに憩いの場として平成13年は3万 8,788人の利用がありました。施設の稼働率も84%と他の施設に比しても高い施設です。施設の独自性、利用者の多さから存続が必要と思われますが、区長の考えをお聞かせください。

 次に、現在工事が進められている首都高速道路中央環状新宿線についてです。
 第1に、工事被害の問題です。この間、夜間にわたる工事がしばしばで、既に工事が進んでいる上落合換気所、中落合換気所周辺では、工事の騒音や振動で体調を崩している人もおります。夜間にわたる工事について事前に地元住民への説明がなく、「地震が起きたかと思った」「外に飛び出た」などの声が出されております。首都高速道路公団は、苦情を受けたものについては個別に対応を図っているとしていますが、被害を受けたと考える人が、「どこに話を持って行けばいいのかわからない」「訴えづらい」との理由から、直接の訴えをしていない例があります。
 また、今後の工事の計画からすると、騒音と振動の影響はまだまだ続きます。区民に最も身近な新宿区が、住民のこのような被害の実態について掌握する必要があると思いますが、いかがでしょうか。
〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕
 お隣の中野区では、住民の会と公団側と施工者の三者で工事協定書を取り交わし、工事時間の制限、住民生活に被害が及ばない施工方法の努力が盛られるなど、工事にかかわる被害を未然に防ぐよう努力を行っています。
 そこで区長に質問します。町会や住民団体が工事協定書を取り交わすことを支援してはいかがでしょうか。
 第2に、大気汚染の問題です。前定例会で笠井議員指摘のように、今でも0.06ppmの基準値を超えている上に、さらに汚れた空気が上乗せされます。汚染物質の除去装置をさらに求めていくことは当然ですが、実際の大気汚染が予想される中で、区として汚染の測定と把握が必要ではないでしょうか。
 住民団体が高額の費用を負担して研究機関に依頼した、中落合換気所に関する地形・建造物の影響を加味したシミュレーションの結果では、数百メートル以内の住宅地域への汚染が指摘されています。アセスメントとは全く違った結果です。この間の公団の説明からすると、この結果は重大です。シミュレーションは費用のかかるものですが、住民の健康を守る立場から、区として上落合、西新宿の換気所についてシミュレーションを行う必要があるのではないでしょうか。
 また、自動車排出ガス測定局が移設されて空白となった中落合地域、中落合測定局については復活させ、山手通りの沿線に追加設置をするなど、観測体制を強化する必要があるのではないでしょうか。

 最後に、山手通りの整備について伺います。山手通りには、長年の住民の要望が実り、車線数を減少させ、自転車道の設置が行われます。
 そこで質問です。山手通り沿いには大江戸線中井駅、営団落合駅があり、現在新宿区は、歩道上などの自転車整理をシルバー人材センターに委託して管理しています。山手通りの整備を進めるに当たって、関係機関と協議し自転車駐輪施設を設置するべきだと思いますが、いかがでしょうか。その際、土地の狭隘さや通行者への危険、景観問題への解消策として、世田谷区成城に設置されているような、省スペースで済み、利便性が高い、自転車駐輪場の設置を進めるべきと思いますが、いかがでしょうか。

 以上質問いたします。(拍手)




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