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■2003年2定 近藤議員の一般質問への答弁(2003年6月11日)

◎福祉部長(愛宕昌和)
 近藤議員の御質問、児童館の再編成と指導員業務についてお答えいたします。
 まず、7月からのプロポーザル実施は取りやめ、児童指導員業務委託のための補正予算は削減をすべきではないかとの御質問です。今定例会に予算を計上するに当たっては、昨年12月より十数回、説明会、懇談会を行い、さまざまな御意見、御要望を賜ってまいりました。確かに、学童クラブの保護者の中には、業務委託についての不安があることも承知しております。
 しかしながら、学童クラブ保護者も含め、地域の子育て支援に関係する方々が参加された懇談会におきましては、おおむね本計画に対して御理解をいただき、また期待のお言葉もいただいております。
 さらに、施設だけでなくサービスを充実していくためには、柔軟かつ効率的な運営を行う必要があります。このため、7月から事業者選定のためのプロポーザルを実施し、業務委託の準備を進めてまいります。

 次に、すべての館で意見交換会を行い、計画を進めるかどうか検討すべきである。計画の進め方、区民とどのように理解を得ていこうとしているのかとの御質問にお答えいたします。
 昨年12月に実施した児童館・学童クラブ説明会に際しましては、区内の21の児童館・学童クラブ保護者に対して、説明会の実施についてお知らせをいたしました。その後も学童クラブ保護者団体との懇談を実施したほか、保護者との意見交換会や懇談会では、3館の保護者以外の方の出席もあり、繰り返し計画についてさまざまな疑問にお答えするとともに、意見交換を重ねてまいりました。
 さらに、新1年生の保護者にも御理解をいただくため、4月には、各館で行う学童クラブ保護者会でも計画について説明をしてまいりました。
 また、手紙、メール等で寄せられた御意見、御要望に対して、その都度回答してまいりました。
 今後につきましては、透明かつ公正な手続により、(仮称)こども館及び(仮称)児童センターの児童指導業務を担える質が高い事業者を選定していく中で、保護者の皆様方の不安の解消に努めてまいります。

 次に、指導員業務の民間委託につきまして、保護者の皆様方が選択することを保障すべきではないかというお尋ねです。今まで実施してまいりました説明会、懇談会等では、業務委託の是非についてのさまざまな御意見が寄せられました。児童福祉を含めた行政サービスにつきましては、利用していない区民も含めて税投入についての合意形成が必要であり、最も効果的で効率的な方法で提供していくことが、行政の責務と考えています。
 なお、不安を持たれている保護者の方々には今後も説明を続け、安心して学童クラブを利用できるよう努めてまいります。

 次に、委託先の選定に関係利用者の声が反映されるようにすべきではないかとのお尋ねです。(仮称)こども館、(仮称)児童センターの児童指導業務委託の事業者選定につきましては、事業者を公募し、プロポーザルにより選定していきたいと考えております。
 事業者選定委員会につきましては、事業内容やサービスの質について、専門的見地からの評価を行うため、児童福祉についての学識経験者を選考委員に入れ、適切な事業者候補を選定してまいります。
 また、事業者選定プロセスの透明性を確保するため、広く区民の方々に公開をしてプレゼンテーションを実施いたします。
 さらに、提案内容についてのアンケート結果を審査の参考にするなど、区民の意向を反映していきたいと考えております。

 次に、児童館・学童クラブの充実のために、人件費コスト削減のための民間委託を安易に計画するのではなく、国や都に対して指導員の配置基準や身分などを改善するよう要望すべきではないかとのお尋ねです。
 まず、民間委託に関しましては、区民の皆様から区政の負託を受けた側として、限られた資源の有効活用を十分考慮しつつ、サービスの充実を図るため計画したものでございます。
 また、児童館・学童クラブの指導員につきましては、区として事業の実施に必要と判断した職員を配置しているものです。
 なお、事業の充実に必要な仕組みが確保されるよう、さまざまな機会をとらえて国や都に意見を述べてまいります。

 以上で答弁を終わります。




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