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■2004年2定 あざみ議員の一般質問への答弁(2004年6月9日)

◎福祉部長(布施一郎)
 あざみ議員の質問にお答えいたします。
 初めに、愛日幼稚園と中町保育園の連携についてのお尋ねです。
 愛日幼稚園と中町保育園の連携は、来年9月開始を予定しておりますが、実施に至るまでは保護者の皆様方に、十分な情報を提供してまいります。
 また、いきなり9月から完全な連携を行うのではなく、半年程度は段階を追って連携を拡充していく方法がよいと考えております。
 次に、四谷第一小学校の校地に幼稚園を併設して建設するという、統合協議会が合意した内容で進めるべきではないかとのお尋ねです。
 統合新校の併設施設として、これからの時代を考えると、幼保一元化園がふさわしいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。
 それは、子供たちの健やかな成長を願うとともに、人格形成にとって重要な時期である就学前の子供が、年齢や保護者の就労形態で区別されることなく、ゼロ歳から就学前までの心身の発達に合わせた一貫した方針に基づいて、保育・幼児教育を一元的に受ける環境を整備していく必要があるからです。
 次に、三栄町保育園でゼロ歳児保育の実施や、幼保一元化施設の検討をすべきではないかとのお尋ねです。
 三栄町保育園の現状は、築40年と古く、ゼロ歳児保育室を設けるスペースもありません。また、現状で一部改修によって幼保一元化施設をつくるなどは困難と考えております。
 四谷地域における幼保一元化施設については、利用形態等の運営上の諸問題をも含め、保護者や地域の皆様方の御意見に耳を傾けながら進めてまいりたいと考えております。
 次に、規制の緩い方に合わせるべきではないとのお尋ねです。
 今回の幼保一元化は、子供の健やかな成長を願って行うものであり、現在の保育園、幼稚園のサービスを維持しつつ、規制は弾力化し、保護者や子供の立場から、利用しやすい施設にすべきと思っております。
 次に、幼保連携・一元化を拙速に進めるべきではなく、幼稚園と保育園をそれぞれ充実させる必要があるのではないかとのお尋ねです。
 今回の幼保一元化が拙速との御指摘ですが、幼保一元化については、時代の要請であり、今後の推進に当たっても、地元関係者からの御意見を十分聞いて進めてまいります。
 また、幼保一元化園では、ゼロ歳児の受け入れを初め、定員の拡充を計画しており、保育園の待機児解消に寄与するものと考えております。

◎教育委員会事務局次長(今野隆)
 教育委員会に対する御質問にお答えします。
 まず、愛日幼稚園と中町保育園の連携についてですが、ここは、園庭を通じて隣接している施設であり、以前から交流事業を行ってきた実績のある場所です。そのため、連携についての条件が整っている適地であることから、幼保園の候補として検討してきたところです。
 また、開始時期を平成17年9月といたしましたのは、幼稚園舎の2階が小学校の体育館という構造になっており、来年度に夏休みの時期を含めて耐震工事が入るためであります。
 具体的な検討につきましては、今後、企画部と福祉部、教育委員会で構成される新宿区幼保連携・一元化推進検討委員会を立ち上げ、先行自治体の例を参考にして、保護者や関係者に十分説明しながら進めてまいります。
 次に、今回の四谷新校に併設する幼保一元化施設についての御質問です。
 区の方針として、これからの幼児施設のあり方として、幼保一元化施設を提案しているものです。今後も、説明会等を通じて区民の皆様に御理解をお願いしてまいります。
 したがいまして、統合協議会につきましては、新校に幼保一元化施設を併設することを御理解いただいてまいりたいと考えます。
 これからの四谷地域の子育てという観点から、また、幼稚園や保育園の位置や老朽化の状況などを総合的に考えて今回の提案に至ったところですので、よろしく御理解のほどお願いします。
 次に、幼保連携・一元化の設置基準についてのお尋ねです。
 いわゆる総合施設につきましては、現在、国で検討がなされており、その推移を見守る必要がありますが、地域性や保護者ニーズなどを踏まえた上で、区にとってふさわしいものにしていく必要があると考えております。
 次に、幼稚園の3歳児拡大についてですが、区では、現在運営している幼稚園は25園あり、そのうち3年保育実施園は13園です。御案内のとおり、3年保育の導入に当たっては、私立幼稚園協議会と協議をしながら進めてきた経緯があります。また、3歳児の定員につきましては、今年度より私立幼稚園協議会の合意を得て、15人から16人に引上げを実施したところです。教育委員会といたしましては、以上のことから、私立幼稚園との共存を図りながら、今後、幼保の連携・一元化を含め、幼児期における教育環境の整備について努力してまいります。

◎企画部長(金子良江)
 次に、四谷地区での幼保一元化において、仮に区民が幼稚園単体だけを望んだ場合についてのお尋ねです。
 人格形成にとって重要な時期である就学前の子供が、保育園と幼稚園のよい機能をあわせ持つ一貫した保育・幼児教育を受けることは、時代の要請だと考えております。また、四谷地区における安定的運営を考えますと、中長期的には、統合新校に幼稚園単体ではなく、幼保一元化施設を併設することは、今とり得る最善の判断であると確信しています。
 今回の幼保一元化施設の設置については、今後も粘り強く地域、地元、関係者の皆さんと話し合いを続けることによりまして、皆様方の理解を得たいと思っております。
 以上で答弁を終わります。




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