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日本共産党区議団の沢田あゆみです。
私は、株式会社ドン・キホーテが西早稲田に出店を予定している(仮称)ピカソ西早稲田店の問題と、自転車駐車場附置義務について質問いたします。
去る4月22日、新聞の折り込み広告で「新宿区特定業務施設『(仮称)ピカソ西早稲田店』の新設に伴う地元説明会の御案内」というチラシが入りました。4月27日に区の「特定業務施設の新設等に伴う周辺環境の保全に関する条例」に基づく説明会が行われましたが、参加者からは「なぜ説明会をこんなに遠い戸山社教でやるのか」「連休直前に説明会を1回やって終わりにしたら、区役所に意見を出す時間もない。説明会を地元でやり直すべきだ」「説明会の前に、商店会や町会にも、隣の家にも、当日まで何のあいさつもないのは非常識だ」「駐車場も駐輪場も設置しないというのでは、違法駐車、放置自転車がふえて困る」「深夜から明け方は営業しないでほしい」「文教地区ということを考えて、アダルト系の商品は販売しないでほしい」などなど、厳しい意見が続出したため、1時間しか設定されていない説明会では収拾がつかず、5月11日に地元の商店会主催という形で2回目の話し合いが行われました。しかし、事業者は、駐車場や駐輪場の設置に全く応じる姿勢がなく、営業時間その他もまだ正式に決めていないという答えに終始したため、今後も引き続き話し合いが行われることになりました。
最初にお伺いします。区は、こうした住民の要望を踏まえ、事業者に対しては、住民の立場に立った指導を粘り強く行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
「特定業務施設の新設等に伴う周辺環境の保全に関する条例」では、施設を新設する5カ月前までに届け出を行い、届け出関係書類は、届け出があった日から30日間、近隣関係者の閲覧に供するとなっています。しかし、届け出があったこと自体を知らなければ閲覧のしようがありません。実際に閲覧した住民は1人もいませんでした。
また、事業者は、説明会の場所については、区で紹介された公共施設の中から決めたと言っていますが、「最初から商店会や町会にあいさつがあれば相談に乗ったのに」と、地元の皆さんは怒っていました。最初に届け出があった時点で、説明会の場所となる公共施設を区が案内するだけでなく、事業者に対して「町会や商店会にあいさつに行って、説明会の場所も相談してはどうですか」と指導していれば、ボタンのかけ違いは避けられたのではないかと、結果論かもしれませんが、私はそう感じました。また、届け出があったときに、そのことをせめて地元の町会や商店会には区が知らせるべきです。今後は、そうした点を踏まえ、区の指導のあり方を改善すべきと考えますが、いかがでしょうか。届け出があったことを区が知らせることはできないというのであれば、建築の紛争予防条例のように、お知らせ看板を事前に出させるよう条例を改正すべきと考えますが、いかがでしょうか。
事業者の説明では、「駅前型店舗」だから駐車場も駐輪場も設置しないと言っています。しかし、高田馬場駅から歩いて15分以上もかかり、店舗の前はバス停で、交差点にも近いところです。1日の集客数が平日で1,000人、休日は1,200人を見込んでいるという説明ですから、放置自転車が四六時中、近隣の商店やマンションの前に置かれることは容易に想像できます。近くの片側二車線ある道路は格好の路上駐車の場所になると、地元の人は心配しています。事業者の説明では、車で来る人には、駐車場のあるドン・キホーテ新宿店に行ってもらうよう案内すると言っていますが、自転車で来る人をとめることはできません。これが施設の新設や増設の場合なら、たとえ施設の中に設置できなくても、50メートル以内の場所に駐輪場を設置しなければならず、それは今回の場合でも、近隣の駐車場を確保すれば駐輪場の設置は可能です。しかし、現行の「自転車等の放置防止及び自転車駐車場の整備に関する条例」では、今回のような既存の建物に出店する場合、駐輪場を設置させる強制力がないため、区の指導も及び腰で、住民の皆さんから「区に指導を求めても、事業者に対してお願いしかできないと言うんだから頼りないですね」と言われても仕方がありません。区の担当者の皆さんも、法的根拠がないもとで指導しなければならないことに対しては、歯がゆさを感じることが間々あるのではないでしょうか。
品川区の条例は、施設の用途の変更でも駐輪場の附置義務があり、これにより駐輪場が設置された事例が、2002年4月1日の条例施行以来2件あったそうです。家具店がパチンコ店になったところでは27台分、銀行が商業施設になったところでは27台分が新たに設置されています。品川区の担当者の話によると、「用途の変更であっても近隣住民に御迷惑がかかることなので、条例は守っていただいています」とのことでした。用途変更の場合には、新設の場合より附置義務の台数が軽減されてはいますが、区の指導も徹底して行われた結果、放置自転車対策としては一定の効果を上げているようです。
新宿区においてはこれまでも、既存の建物がレンタルビデオ店や教会などに用途変更されたことによって、放置自転車が地域の大問題となる事例がありました。施設の新設や増設のみならず、今回のような既存建物の用途変更の場合にも駐輪場の設置を義務づけるよう条例の改正を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
人が集まる場所には自転車で来る人がいるということを、施設設置者は常に考えなければなりません。特に駅周辺の放置自転車対策については、新宿区としても多大な労力と経費を費やしてきましたが、鉄道事業者にももっと責任を果たしてもらう必要があります。
現在、建設が進んでいる地下鉄13号線についても、駐輪場整備を早急に検討し、具体化しなければなりません。区は、駐輪場についてどのような考えを持って、今後、東京メトロと協議を進めるのか、お聞きします。
(仮称)西早稲田駅の駅舎建設予定地は、もともと都有地だったところで駐輪場を設置できるだけの余裕が十分あります。ここにはぜひ駐輪場を設置すべきと考えますが、いかがでしょうか。
以上で私の一般質問を終わります。(拍手)
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