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妙正寺川並びに神田川の治水対策について
◎環境土木部長(石川進)
松ヶ谷議員の御質問にお答えします。
去る9月4日夜半からの集中豪雨による北原橋周辺の状況について、翌5日に区長みずから現地を確認しています。被害の惨状を目の当たりにし、改めて治水対策の必要性を痛感したと聞いています。このたびの降雨は、上流域で1時間に100ミリを超える記録的な豪雨であり、妙正寺川の流下能力を超えた雨量であったことが、水害発生の原因であったと考えています。
次に、治水対策上の認識についてのお尋ねです。
区では、水害の解消や被害軽減を目指した強い危機意識のもと、東京都や河川改修や下水道整備を継続して働きかけてきました。一方、区みずからも公園や道路の雨水流出抑制施設の整備や、透水性舗装を実施してきました。また、区民に対して、洪水ハザードマップを公表したり、水位警報装置の更新にあわせて、インターネットを活用した河川水位情報のリアルタイムな提供などを積極的に行っています。今後も水害防止のため、東京都と連携を図りながら、総合治水対策を強力に進めていきます。
次に、河川改修の計画に関するお尋ねです。
まず、このたびの中野区側での護岸の崩落を受けて、未改修区間を中心に改めて施設の総点検を実施したいと考えています。
次に、50ミリ対応工事の年次計画についてですが、神田川の神高橋上流部と妙正寺川の北原橋周辺部及び葛橋下流の西武線鉄橋周辺部を今年度から工事に着手する予定です。このほかの未改修区間の事業化についても、東京都に対し早期の計画策定、事業の実施を要請していきます。
次に、異常気象による集中豪雨への対応についてです。
異常気象と集中豪雨の関係については、専門家の分析を待たなければなりませんが、まず50ミリ対応の河川改修工事を完成させることが必要です。同時に、調節池や下水道などの整備により、より高い治水能力を目指していくと考えています。このため、区長が直ちに東京都の建設局長に会い、妙正寺川や神田川の改修、調節池のさらなる整備など、早急な対応を要望しました。
最後に、水防協力員制度の復活についての御質問です。
今回の災害で、従来の水防協力員にかわり水防での役割が期待されている防災区民組織が機能していなかったとの御指摘ですが、突然の豪雨であり、かつ深夜にまたがる災害になったこともあり、十分機能しなかった点もあるのではないかと考えます。今回の教訓をもとに、区内の雨量情報や河川水位情報の関連情報を活用するための研修も導入して、より一層の教育、訓練等の充実を図り、水防協力員制度にかわり防災区民組織の皆さんに協力がいただけるよう、消防署等とも連携した指導、育成をしてまいります。
以上で答弁を終わります。
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