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■2006年1定 田中議員の一般質問への答弁(2006年2月27日)


高田馬場3丁目地区施設の活用について

◎福祉部長(布施一郎)

 田中議員の御質問にお答えします。
 平成17年度施設活用検討会報告についてのお尋ねです。
 高田馬場三丁目地区にある高田馬場第一保育園、児童館、ことぶき館、西戸山社会教育会館分館等の諸施設は老朽化したものが多く、「第二次行財政改革計画」において、施設の老朽度、維持管理費、修繕経費等を総合的に考慮し、地域の施設需要に効果的にこたえられる施設を目指すものとしています。この観点から施設活用検討会で具体的な検討を行い、当該地域内の検討対象となった施設は建てかえを基本としながら、現在の施設を有効に活用し、子どもや高齢者等の多様なニーズを踏まえた施設に再構築していくものといたしました。
 現在の下落合保育園仮園舎の後を、高田馬場第一保育園の園舎として継続活用したらどうかというお尋ねですが、仮設園の面積等では地域の保育需要に対応した定員規模の拡大や延長保育、障害児保育、一時保育等、新たな保育サービスの充実を図っていくことは困難です。また、高田馬場第一児童館については、こども館として旧戸塚第三幼稚園舎に移転することで、児童の安全・安心及び校庭という安全な遊び場の確保が効果的に図れるものと考えております。
 次に、下落合保育園仮園舎で定員の拡大をすれば保育需要に十分対応できるのではないかとのお尋ねですが、高田馬場第一保育園周辺における待機児は、平成17年4月で8人いました。待機児童解消策の目標年次は平成19年4月ですが、待機児童の解消はそこで終わらせるのではなく、その後の発生を抑制することが必要だと考えます。今後の保育需要の増加に対応していくには、下落合保育園仮園舎では困難ですので、園舎を改築し、一定規模の施設を確保することが必要です。
 また、高田馬場第一保育園の運営については、多様な保育サービスの提供や効率的な運営を図るため、保護者とも十分話し合い、理解していただいた上で、民設民営を検討してまいります。
 次に、高田馬場第一保育園を下落合保育園仮園舎に移転し、児童館、社会教育会館を残せば新しい高齢者向け施設を充実できるのではないかとのお尋ねです。
 高田馬場第一保育園の下落合保育園仮園舎への移転についても検討いたしましたが、定員の十分な拡大や多様な保育サービスの確保、こども館としての効果的施設活用の観点から移転しないものといたしましたので、御提案には沿えないと考えております。
 次に、高田馬場第一保育園等の合築施設の建てかえと耐震補強した場合の予算の見通しの比較についてですが、建てかえの場合は、下落合保育園の建築単価を参考に試算いたしますと、3億5,000万円程度と想定しております。また、仮園舎に高田馬場第一保育園が移り、合築施設の耐震補強と大規模改修工事を行った場合は、2億6,000万円程度と見込んでおります。
 次に、下落合保育園仮園舎のため、1億円以上の改修費をかけながら児童館にすることについての御質問ですが、今回の計画は、保育園、児童館のあり方や建設コスト、ランニングコストなどを総合的に検討した結果ですので、御提案された事柄の実現は困難なものと考えております。
 次に、ことぶき館の建てかえ時の代替施設についてのお尋ねです。
 この件につきましては、地域の方々との話し合いの中で既に御要望としていただいており、小滝橋いきがい館も含め、近隣の複数の施設を検討させていただいております。
 次に、仮に専用保育園として改築された場合、高齢者施設等と合築すべきではないかとのお尋ねですが、高田馬場第一保育園の改築に当たっては、現在の場所で民設民営を視野に入れて検討しております。したがいまして、区としては、高齢者施設を合築する予定はございません。
 次に、高田馬場第一保育園・中落合第一保育園建てかえ後の運営形態として、公設公営も視野に入れるべきではないかとのお尋ねですが、両園の改築後の運営形態については、多様な保育サービスの提供や効率的な運営の観点から、民設民営での運営を視野に置いて検討しているところです。それに向けては保護者の理解が必要だと考えておりますので、今後も民営化に対する不安や要望等について十分お聞きし、御意見をいただきながら進めていきたいと考えております。
 次に、このような施設活用に関して、どのような財政規模が必要かも含めて、区民参加で計画、実施を行っていくべきではないかとのお尋ねです。
 御指摘のように、施設の有効活用については、施設を利用する地域の皆様の意見をお聞きしながら区民参加で行っていくことが重要であると認識しております。そのため、昨年12月に計画を作成し、地区協議会やそれぞれの施設における利用者や保護者に対する説明会を実施し、さまざまな角度から意見交換を行っているところです。
 今後とも引き続きそのような機会を持ち、区民の方々の意見をできる限り反映させながら進めてまいりたいと考えております。
 次に、なぜ急ぐのか。もっと区民の意見を取り入れてほしいと願う区民の意見にこたえるべきではないかとのお尋ねです。
 今回の施設活用計画案の中には、保育園や児童館もあり、工事中の仮移転先が必要になります。そのため、既存の区有施設を活用して効率的なスケジュールを組みながら進めていきたいと考えています。さらに、建物の耐震上の問題もあり、この計画はできる限り早期に実施する必要があると考えています。
 また、区は、これまで多くの方が参加できるように、土曜日や日曜日での説明会を実施するなど、区民の方々の意見をできるだけ反映するべく努力をしてきました。今後とも、引き続き施設ごとに意見を聞きながら、よりよい施設の有効活用を図ってまいりたいと考えております。
 次に、区民に開かれ、協働と参画の区政のあり方についてのお尋ねです。
 御指摘のように、ただ説明をし、説得するだけでは、区民に開かれ、協働と参画による区政とは言えないと思っております。あくまでも、区民の方々の意見を聞き、できる限り区の施策に反映させていくことが大切です。本計画においても、地区協議会や各施設ごとの説明会を通じて、そうした姿勢を今後とも持ち続けていきたいと考えております。

◎教育委員会事務局次長(今野隆)

 教育委員会から、西戸山社会教育会館分館についてお答えします。
 西戸山社会教育会館分館では、現在13団体が利用登録をしています。登録団体の構成員の居住地は、区内全域及び区外に分散しており、分館周辺に偏在しているわけではありません。したがいまして、他の社会教育会館等に活動場所を変えることによる利用者の利便性には、それほど影響はないと思われます。
 備品については、他の社会教育会館に移すことにより、引き続き活動できるようにしてまいります。活動場所が変わることにより新たな利用者の発生も見込まれ、備品の有効活用と利用団体のさらなる活性化につながると考えます。
 したがって、西戸山社会教育会館分館を現在の場所に残す必要はないものと考えます。
 以上で答弁を終わります。




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