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住民基本台帳ネットワークシステムの稼働延期・凍結を求める申し入れ
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)は、1999年8月、住民基本台帳法の改正により成立し、本年8月5日から稼働される予定になっています。
いま、住基ネットは国民総背番号制につながるのではないか、プライバシー侵犯のおそれがあるのではないかなど不安の声が広がっています。さらに政府は利用事務を93事務から264事務へと増やす「改正」案を今国会に提出しています。パスポートの発給や厚生年金の受給、不動産登記、自動車の登録など171事務を追加する予定です。これでは利用範囲の拡大によってそれこそ「国民総背番号制」につながる危険な道ではないでしょうか。
防衛庁の違法リスト問題は、この不安に拍車をかけるものとなりました。
そもそも、政府自身が、住基ネットの稼働の前提として「所要の措置」をとるとして、個人情報の保護に関する法案を今国会に提出しました。しかし、法案そのものに不備があり、廃案にすべきとの世論が高まっています。
そして同時に、各地の自治体の首長からも住基ネット稼働の延期・凍結を求める意見書の提出も相次いでいます。
共同通信の世論調査によりますと、83%の国民がこの住基ネットの8月5日実施を知りません。条件が整わないまま、住基ネットを稼働させることは、多大なリスクをもたらすものです。
よって、下記の3点を区長に求めます。
一、住基ネットの8月5日実施は凍結すること。
一、政府に対し、住基ネットの稼働を延期・凍結するよう求めること。
一、区長会等で、住基ネットの稼働を延期・凍結することの合意形成を図ること。
2002年7月26日
あざみ民栄 阿部早苗 雨宮武彦 猪爪まさみ 小野きみ子
笠井つや子 かわで昭彦 かわの達男 久保合介 近藤なつ子
佐藤文則 沢田あゆみ 志田雄一郎 田中のりひで のづたけし
松ヶ谷まさお 松川きみひろ 山田敏行
新宿区長 小野田隆 殿
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