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日本共産党は、2004年第3回区議会定例会決算特別委員会のしめくくり質疑(10月4日、雨宮たけひこ議員)で、商店街灯電気代助成の拡充、チェーン店の加入促進、ホームページ作成への支援など、商店街支援策の強化を区に求めました。質疑の内容(抜粋)を紹介します。
1、独自の努力だけでは活性化が困難な商店街への支援を
○雨宮委員
(中略)
それでは、商店街振興の件ですが、款項でもやらせていただいていますので、できるだけダブらないようにしたいと思うんですが、この商店街振興プランの28ページに、商店街の将来性ということで商店街の発展が見込めると回答した商店街は28%。現状維持が34・7%、衰退するが32・2%ということで、ほぼ3等分されるというふうにアンケートで、商店会の皆さんの御意見の中でこういったふうになっているとあるわけですけれども、この衰退する32・2%への商店会への対策といいますか、どんな支援を皆さんのところではしてきたのか、あるいはしようとしているのか、まずそれを最初に聞かせてください。
○商工課長
商店会が将来展望を切り開くためには、やはり御自分たちの目で物を見、聞き、そして考えると、そして実行に移していただくということが非常に重要でございますので、新宿区の補助事業といたしましてもステップアップ商店街支援事業ということで、次にステップアップする商店街を支援する、これは勉強会ですとか研修会、そういったものにも御利用いただける事業でございますが、こういったものを新設するなど支援をしているところでございます。
■苦渋の選択で、街路灯を撤去し、解散した商店会も
○雨宮委員
先日、私も猫地蔵商店会にお邪魔させていただいてきました。残念ながら商店会を解散するというふうになりましたけれども、ここの商店会にはどういうふうな相談があって、この間どんなふうな援助をされてきたのか。また、閉じるに当たって支援といいますか、相談といいますか、そういった点があれば聞かせてください。
○商工課長
猫地蔵商店会の方々から商工課に相談が寄せられておりまして、会の存続が難しくなったので解散をしたいという御相談がございました。ついては、会で設置した街路灯があるのでこれをどこかに引き取ってほしいですとか、あるいは、それができなければ撤去をしたいと。撤去するには経費がかかりますので、そういう経費的な御相談もございました。
先日、その会の方で撤去をしたという御報告は受けれたけれども、その経費については自前で賄うことができたということで、申請はしませんという御連絡をいただいております。
○雨宮委員
確かに商店会は活性化しようという、元気なところの部分は発展を認めると回答したところや、現状維持というところもありますけれども、何とかやっていこうというような商店会は、この20ページに出ているようないろいろな支援事業を活用してやっていこうということになるんだろうと思うんですが、私も話を聞きまして、商店会の役員さんが60歳代から70歳代になってしまっていて、あと5年たったら自分たちも街路灯の維持も、あるいは商店会の運営も責任を持てない、後継者もいないということで苦渋の選択をせぎるを得なかったんだというような話がありました。
確かに商店街を歩くと、都道はありました。装飾灯はほとんど上が撤去されて、棒だけ立っている。区道の方に来ると、これは土木課の方で設置したんでしょうか、全部ではありませんけれども、街路灯がついているということで、土木課の方は何か相談があったんでしょうか。
○土木課長
猫地蔵商店街につきましては、昨年、商店会の解散ということで、街路灯の処置につきまして御相談を受けてございます。当初、私どもかわりに区の街路灯を設置するということで、撤去についてはすべて地元の方でお願いするというお話をしていたところでございますけれども、その後、現地を調査した結果、商店街灯の柱自体はまだ使えるというようなものがございましたので、すべてではございませんけれども、使えるものにつきましては、商店街で使っていたポールを生かして、そこに区の街路灯の照明の灯具をつけるというような措置をして、明るさの確保に努めたところでございます。
■「このままでは衰退する」と回答した3割の商店街への支援を
○雨宮委員
夜になるとやはり随分暗くなったという声も聞いております。区道の方も電灯が何カ所かついていて、全部が全部ではありませんでしたけれどもついていたわけですが、商工課長がおっしゃったように、自分たちで考えて自分たちで云々といっても、こういう後継者がいない問題、それと、町会の役員さんというのは昔から御商売をやっていた方が多いので、そういうところへの支援策というのは、今、課長が言ったようなことだけではなかなか活性化ができないのではないかという意味では、もう少し区として独自の対策を講じる必要があるのではないかと思うんですが、その点はいかがですか。
○商工課長
商店会の区の全体の取りまとめとして、新宿区商店会連合会がございますけれども、個々の商店会ではなかなかそういう勉強会といっても難しい面もありますので、先日も新宿区商店会連合会が主催で、商店会の皆さんを集めまして、こういう成功事例がある、活性化事例があるということで、著名な講師も招きましてITについてどう取り組むかとか、観光について商店会はどう取り組むかとか、テーマ別にディスカッションを行うといったような活動もしております。
こういった活動に対しまして、区としても助成を行うなど商店街のレベルアップに支援をしているところでございます。
○雨宮委員
それは、一般的にはそれでいいと思うんです。しかし私が言っている、既にこのアンケートでも答えられているような32・2%は衰退するというふうに、アンケートの結果というか商店会の皆さんの意見の中で出ているわけですから、今のような取り組みでは何ら具体策がないのではないかと。こうしたらいいというのはなかなか私も言い切れないんだけれども、しかし、そこの30%台というのは単に猫地蔵商店街だけの問題ではなくて、あの近辺の商店会さんから何でやめちゃうんだと随分しかられたそうですよ。うちだって大変なんだけど頑張っているんだと、もう少し続けてくれという声があったそうです。
装飾灯も、3年前にガラスでつくってあったものをプラスチックに変えたばかりだったそうです。この間、何回かトラックがぶつかってガラスが落っこちたりして、保険もかけているそうですけれどもとても危ないということで、変えたばかりの装飾灯をわずか3年で撤去せざるを得ない。大変残念なことだったと思うんですけれども、そういう商店街はここだけではなくて、新宿区の中には3割近くあるということですから、もう少し商工課としても区の独自策といいますか、そういうものを考えて取り組んでいくということは大事ではないかと思うんだけれども、今の課長の答弁を聞いていると、私もこの間、幾つかホームページを作成するような二世、三世がいるところへも行ってきましたけれども、そういうところはこういうステップアップ支援事業だとか、きらめきの個性ある商店街づくりだとか、区が進めていこうとしていることでやっていけるんだろうと思うんだけれども、ここの3割のところへの支援をもう少し、僕もお話ししていながらこういう商店街が多いんだろうなと思っているだけに、なんか具体策というかそういったものを今後検討してほしいと思うんですが、その点はどうでしょうか。
○商工課長
なかなか後継者の問題ですとか難しい、深刻な問題を含んでおりますので、これをやればすべてがよくなるということはなかなか難しいかと思います。
しかしながら、今御紹介いただきました調査の中でも、では何が問題になっているのかというのは、具体的には少し出ております。例えば、よく利用する商店街についてどう感じているかという問いに対しましては、特売や催し物に魅力がある、魅力があると思わないと思う方が半分に上っていると、ですから逆に考えれば、こういった魅力を高めていくような取り組みが行われることが活性化になるんだろうと思っております。
私どもは、こういった取り組みが地域事情に合ったそれぞれの商店街のやりようによってできるように支援していくことが、重大な責務であると考えております。
■他区ではきめ細やかな支援に取り組んでいる
○雨宮委員
どうもちょっとかみ合わないんだけれども、これ以上指摘しても商工課長のところでも3割近い商店街への具体的対策というのが、引き続き検討してもらわなくてはいけないだろうと思うんです。区長もにぎわいのある商店街ということで、歌舞伎町対策として3億8,000万円、後期基本計画の中でお金を入れて、予算をつけて、新宿区を活性化させようということですから、その点では考えていかなければならないだろうと思うんです。
他区では、北区では例えば商店街空き店舗活用事業で、商店街個人企業家、空き店舗所有者に対し、空き店舗を活用した事業の補助金、あるいは墨田区では、ワンモールワンライト作戦ということで、商店街、消費者、専門家、区の職員などで構成するスクラム会議を開催して、1つの商店街に1つのブランドを創出すると、こういうような支援だとか、練馬区でも空き店舗対策の補助金というような形で、区独自に商店街の対策をとっているんです。
しかし、新宿区の振興プランでは、20ページのその他の事業というところに出ていることで、これは主に前向きにやろうよという人たちの商店街にあるような、事業はいいんだけれどもそうではないんです。そういう意味で、今、私が他区の例を紹介したような、もっと商工課の職員の皆さんも商店街を訪問して、そういうところの活性化をどうしたらできるのか、何が区として独自に支援できるのか。単に東京都からの3事業の都の支援があるものだけを区もやればいい、こういう発想では僕はだめだと思うんです。それはどうなんですか。
○商工課長
私ども商工課の職員、そして私自身も商店街の施設整備や現場に出まして、緊急性、必要性について十分にお話し合いをさせていただいております。
それから、イベント事業につきましてもなるべく足を運んで見ております。そういった中でお聞きすることもたくさんございますし、先ほど申し上げましたような新宿区商店会連合会としての100商店街が連合しての取り組みもかなり最近になって活性化してきております。そういった中でどういう取り組みが本当に求められるのか、効果的なのかということを皆様と話し合って、我々としても知恵を絞っていきたいと考えております。
○雨宮委員
決して、課長を含めて商工課の皆さんがやらないということではなくて、私も四谷でのお祭りなんかを、四谷第四小学校で四谷大好きまつりがあれば課長もお見えになったり、企画部長もこの間お見えになってましたけれども、区長はあちこち行っているようですけれども、そういう意味では皆さん、本当に地域のこういう支援事業がどう使われて、また町の人たちがどんなふうに活性化のためにやっているのかという点で、努力していないということを言っているわけではないんです。
やはり、ここの分野での30%近い人たちのところへの支援を強めないと、ますますこういった解散をせざるを得ないような商店街が生まれてきてしまうのではないかということなので、そこへの知恵と工夫をもっとしていただきたいということですので、その点については、そこを要望だけしておきたいと思います。
2、ホームページ作成・内容充実への支援を
そんなことばかり言っていると怒られてしまうので、そうはいってもステップアップ支援事業の中で、幾つか私も、この平成15年度にいただいた四谷の杉大門通り商店街や四谷荒木・車力門会だとか、四谷二丁目発展会、新しくホームページをつくって活性化しているというようなことがありました。
ホームページは立ち上げたんだけれども、例えば130軒もあるうち40軒はやったけれども、その後なかなかふえないとか、一通り全部の名簿は網羅したけれども写真を取り入れたりとか、そういったところへの支援策をもう一つしてもらいたいという要望が出ているんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○商工課長
今お話がございましたように、ホームページを自分たちの手づくりでつくるという取り組みが起こつてきておりまして、これに対しては私どもも助成金を出しております。
お話がありましたようなホームページの内容の改訂ですとか、そういったことになりますと、ちょっと事業の新規性から見ますと、これを補助対象とすることば難しいと現在は考えております。
○雨宮委員
例えば北区では、商店街ホームページ作成支援事業ということで、NPOに委託してインストラクターを派遣して、ホームページ作成リニューアル、管理運営などの支援、地域の人たちを交えたワークショップを開催し、地元町のよいところを再発見しホームページに繁栄させるなど、こういった事業をしているというふうに出ているんです。
私もアドバイザー派遣事業だとか、ITアドバイザーだとかということで顧問をやっているので、改めてどんな内容ですかということを聞いたら、なかなか今のようにホームページを立ち上げたところへの支援事業ではないんです。ですから、今立ち上げて何とか活性化しようという商店街に対して、今私が述べたような北区にあるような、さらに応援をしていく、そういった事業も検討してもらいたいと思うんですがいかがでしょうか。
○商工課長
お話がございましたようにITアドバイザー、ITの専門家を企業に派遣するという事業がございますので、これも商店街へそういった御希望があれば派遣するような形で対応していきたいと考えております。
それから、新宿区内にはたくさん電子系の専門学校もごぎいまして、実際にこのステップアップ支援事業でホームページをつくる際に、商店会と専門学校が協力して立ち上げたという事例もごぎいます。そういったマッチングも含めまして、商店街が自分たちでいいものをつくれるように応援してまいりたいと考えております。
○雨宮委員
ぜひ先ほど私が述べたような支援事業も含めて、もちろん電子学校のそういった生徒さんの活用も含めて検討していただきたいということだけ要望しておきます。
3、商店街灯の電気代助成の拡充を
それで、先ほど述べたように30%近い商店街に対して、あるいは今、新宿区全体への支援として直ちにできること、これは2つあるのではないか、ぜひやってもらいたい。その一つは、街灯の装飾灯を土木課管轄ではなく、商工課の管轄にして商店街の支援ということで、それこそが全部の商店街に、これは生きることですから、そして、30メートルに1本というような基準ではなくて、電気代もできれば2分の1ぐらい、あるいは額を決めてこれだけは出しましょうということで、23区を見ても280万円の支援をしているなんていうのは新宿区だけですから、ほとんどが皆1,000万円、1,500万円、これはこの間議論しているとおりですから、そういつた意味で、ぜひ区道、都道関係なく補助するという事業をやってもらいたいと思っているんです。
■商店街灯の実態についてアンケート調査を実施
それでこの間、産業経済費の質疑の後、私どもも手分けをしていろいろ商店街の実情も聞きました。そうしましたら、土木課から何か調査の書類が来たんだということが商店街の方から言われまして、来たよというような話なんですが、土木課で何か調査をしているんですか。あるいはまた、何か調査をした中で特徴的なことがあれば聞かせてもらいたいんです。
○土木課長
先日ちょうど郵送したところでございますけれども、この商店街灯の推持管理費の助成でございますけれども、昭和63年度から実施してございます。
その間、私どもなかなかPRというのが不十分だったということもあるわけですけれども、実際に、申請をしていない、商店街灯を所有されているのに申請をされていない商店街があることがはっきりいたしましたので、実際にその数はどのぐらいあるのかということを各商店街に文章を送らせていただいて調査をしているところでございます。
結果につきましてはまだ返ってきてございませんので、集計等はこれからということになりますけれども、区内の区道に面したところに商店街をお持ちの商店街については、それをもとに新たに申請書をお送りして、また申請をいただくような手続をしたいと考えているものでございます。
○雨宮委員
私たちも昨年から今年度の第1回定例会で質問させていただいて、また、その後、条例提案等する中で各商店街に入ったりしまして、なんか幾つかの商店街が平成15年度末から平成16年度に向けて申請をされて、既にお金をもらったり申請していると聞いています。幾つぐらいふえていますか。
○土木課長
平成15年度申請をいただいた後に、今御相談いただいているのは1つの商店街でございます。また今後、先ほど言いましたようなアンケート調査の結果、私どもでも御案内いたしますので、またこれからふえてくるものと考えているものでございます。
○雨宮委員
私の聞くところでは、3つぐらいは既に申請を新たにしたと、私は、曙橋通り商店街の会長さんのところに行きましたら、平成15年度末に申請して、もらいましたと、助かりましたと喜ばれておりましたので、とりあえずは今土木課の管轄なので、私たちも調査した中では20商店街ぐらいは該当するのにしていないのではないかと思いますので、調査された方が私のところへもファックスをくれまして、こういう調査だよと言って教えてくれたんですが、ぜひこの調査書をよく検討していただいて、該当するところには補助金を出せるように要請しておきたいと思います。
■「ランニングコストには支援しない」という新宿区の考えは、23区では少数派
それで、本番なんですが、ランニングコストには補助しないんだと商工課の方はおっしゃるわけですね。この間の議論をしても、助役さんも部長さんもそういう話を言います。商業プランでもそうなっている。でも、同じ区の中で葛飾区は、商業振興プランの中に盛り込んでいるんです。それで、いわゆる商工業支援として、商業を伴う地域のコミュニティづくりとまちづくりという観点から、ポイントカードの整備事業とあわせて、装飾灯、電気灯の補助事業を位置づけている。なおかつ、事務事業評価でも、区が事業主体とすべき事務事業で、商店街所有の装飾灯は買い物客のためだけではなく、夜間防犯灯の役割を果たし安全なまちづくりづくりにも寄与している、こういうふうに評価して、おまけに単価も1995年度3,500円、1998年度4,000円、2001年4,500円、2004年5,000円、こういうふうに1本当たりの単価を上げて平均3分の1までは助成をする、こういうふうにしているんです。だから、同じ23区の中でもほとんどのところは、ここも当初は土木課が管轄していたそうです、1998年までかな。その後商工課に、これは商店街の活性化事業だということでなっている。ほとんどの区がそうしているんです。
だから私は、ランニングコストには支援しないというのは、立てるだけは立ててください。あとは自分たちでやってください、これでは、本当の意味での活性化にならない、商店街振興にはならないのではないかと思いますので、ここはぜひ商工課でやるというように変えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○商工課長
今お話の中でございましたように、商店街の装飾灯を夜間点灯するということは、商店街振興というよりは安全・安心、道路の交通安全の確保という趣旨から、これは役割を果たしているものと考えておりますので、そういった意味で、区としては道路管理者である土木課が助成をしているところでございまして、今後ともこういう対応は必要かと思っております。
なお、区道に面していながらもらっていないという商店街の皆様には、十分な周知をして利用していただきたいと考えております。
■他区と同じように商店街振興策として位置付け、都道に面した商店街にも助成を
○雨宮委員
課長、そうおっしゃいますけれども、先日も議論になったように、同じ神楽坂の商店街の通りが、本当に大久保通りを境に下は区道、上は都道ということで、商店街の皆さんは皆同じ商店街だと思って活用している。しかし、そのために都道は一銭も補助は出ない、区道は補助が出る。こんな不平等が許されるんですか。
あなたの理論だと、これは、都道は都が管理しているんだからとおっしゃいますけれども、しかし23区の中で、大半の区は商工の振興だということで商工課がやっているんですよ。新宿区は少数派なんです。何でそこにこだわらなくてはいけないの。わずか1,000万円か1,200万円の予算でできることを、僕はこだわることはないじゃないかと思うんです。
この第四次実施計画だって、重点項目には載っていない。本当に新宿区の商工振興はどうなっているんだと商店の皆さんだって私に言っていますよ。このプランだって先ほど言っていますけれども、東京都の補助事業についてはやるけれども、区の単独事業なんて本当に少ないじゃないですか。だから、私はその3割の商店街に、あるいはやろうとしている商店街にかけて、今こそ街路灯については商工課でやって、それで全部にまずは支援するということが、今こそ求められているのではないかということなんです。
そこは、ちょっと商工課長と議論してなかなか難しいかなと。助役もこの前議論をいただいていますけれども、私はぜひほかの23区の実態も調べていただいて、新宿区がそこに固執する必要がないじゃないかと。区長も言う明るい商店街、そしてなおかつ商店街の果たす役割ということは繰り返しません、商店会の会長さん含め役員の皆さんは重要な役割をしているわけですから。新たなコミュニティづくりをつくろうということですから、歌舞伎町も大事だけれども、一つ一つの商店街はもっと大事ですよ。
だから、ぜひ3億8,000万円つぎ込むということを考えるならば、ぜひその商店街の扱いを土木課ではなく商工課に変えて、商店街振興という位置づけでやっていくという考えをぜひ検討してもらいたい、いかがでしよう。
○区民部長
雨宮委員のお話をるる承りまして、お話をお話としてはよくわかるわけでございます。ただ、私どもこれから商店街振興あるいは産業振興をしていく中での政策配分としてどういう分野かと考えたときには、やはり残念ながら、ここで新たにすべからく商店街の街路灯について補助をしていくというふうな立場には立てませんで、もしそれだけの財源があれば、平成16年度もまた新しい事業をやりましたけれども、産業経済費の中でもほかの方へ予算づけをしていきたい。産業経済費自体が新宿区トータルで見て、必ずしも多いというふうに所管部長としても思っていませんけれども、それをふやす際にも、ほかの政策分野に持っていくべきではないかと考えておりまして、そういった視点では、まことにお話に沿えないので大変恐縮ですけれども、そういう点がありますので、商工課長もちょっと繰り返しになって申しわけなかったですけれども、今後の商店街の発展というふうな観点からどうすべきかというのが、現在私どもに突きつけられている課題であると。それにいかにこたえるかというのが、目下の商工行政の課題であると考えているものですから、大変申しわけないんですけれども、お話の内容にはちょっと沿えないということを、この際はっきりと申し上げさせていただきたいと思います。
○雨宮委員
後でチェーン店の問題も言いますけれども、そういうかたくなな態度では、商工行政は、本当に新宿区の商店街の3分の2の人たちが憂慮していると言っているわけです。あとの3分の2の人たちも現状維持というふうに言っているわけですから、そこを打開するのか、それはもちろん新しい支援策も必要ですから、大いに商工課の皆さんで考えていただきたいし、我々も考えていきたいと思いますけれども、しかし今、最低限各商店街に、少なくとも活性化できる援助というのは何かと考えたときには、この街路灯、装飾灯の支援をしていくということだと思いますので、ここはぜひそういう考えを改めていただいて、また神楽坂の振興会の理事長さんも、電話しましたら、いや、それはもうおかしいと、都道だからもらえないなんていうのはとんでもないと、積極的に運動もしていきたいというようなことも言っておりましたから、今からどんどんと商工課にも商店街の皆さんから要望が来ると思いますので、これは、単に私が言っているというのではなくて町の声なんですよ、商店街の声ですから、これ以上討論しても開けないようですから、ぜひ前向きに引き続き検討していただきたいと、真剣に検討していただきたいということを要請しておきます。
4、チェーン店の商店会加入促進に区が積極的な役割を
それとあと、チェーン店の加盟問題は、区長の御意見も伺いました。区長としても何とかしなければいけないなと思われているというふうにも答弁をいただきました。そういった点では認識は一致しているだろうと思いますので、私は、今必要なことは、世田谷区で始めた条例までしなくても、条例に近いことはできるのではないかと思うんです。
そういった意味で、いわゆる私たちの本会議の質問に対して、こういうふうに答えていただいているので、これはその後どんなふうにやられているのか。東京都や新宿区、商店会連合会、関係団体との連携のもとに、区内商店街の現状把握に努めるとともに、商店会への加入も促進あるいは支援していきたいというふうに出ているんですが、商店会の現状把握に努めるというのは、具体的にどんなふうにするつもりなのか、あるいはしているのかということと、時間がありませんので、商店会の加入促進と支援ということで、これもどんなふうにしているのか、その2点お聞きしたいと思います。
○商工課長
新宿区商店会連合会は昨年会長が変わったということもございまして、ちょっと体制がまだ整ってなかった面もございますけれども、最近になりまして、新宿区商店会連合会と東京都商工会議所の新宿区支部の商業部会の方々が懇談をする、意見交換をするという会が7月にございました。私どももその席に同席をいたしまして、現状に対する基本認識を両者が交わされたということで、私どももー定の御意見を申し上げたところでございます。その席で、ある方からチェーン店の問題のお話も出ましたけれども、まだ会全体としてどう取り組むかといつたところまでは話は熟していないといったところでございます。
■世田谷区は区長名で全チェーン店に加入をよびかけ
○雨宮委員
私も世田谷区に問い合わせをして資料を送ってもらいました。そうしたら、世田谷区長の訴えもつくったりして、条例がこんなふうに変わりましたよということで、パンフレットもつくって送っているんです。調査も、内容は世田谷区産業振興基本条例の改正の御案内ということで、区長名で平成16年2月に出しているわけですが、その前段に、スーパー、コンビニ、食品店、ドラッグストア、いろいろなチェーン店がありますね。ここの場合には、単にチェーン店だけではなくて、新しく商店をつくった人たちにも働きかけていきましようと、こういう呼びかけでなっているんです。
この調査は委託して全部調査をしたというんです。453件あるということがはっきりして、そこへ全部送られたというんです。私は、こういう調査はすぐできるのではないかと思うんですけれども、ぜひ商工課の方でも、こういった、どこにどういうストアがあるのかといらたようなことを調査していただいて、積極的に商店会連合会とも調整をしながら、やはりこれは、商店会自身が最終的には熱心に取り組まないことには会員さんはふえないわけですから、しかし、その前段の取り組みを商工課としてもやっていくということが大事だろうというように思うのでここういう調査をぜひやるべきではないかと思うんですけれども、いかがですか。
○商工課長
お話がございましたように、この問題については、商店会自身がみずからの会員拡大ということで積極的に知恵を絞り、汗をかいてもらわなければいけないと考えております。したがいまして、そういう動きが起こる前に区が先行して直ちにやるというよりは、商店会の皆さんと話し合いながら、一体どういったことをやれば会員がふえるのかという皆さんの努力を後押しする形で、まずは進めていきたいと考えております。
■新宿区も商店会と共同で調査やシンポジウムを
○雨宮委員
世田谷区もやはりそうなんです。もちろん商店会連合会の会長は世田谷区の商店会連合会の会長であると当時に、東京の会長であるとともに全国の会長さんだということで、非常に積極的な方ですので、世田谷区の商工課の方もいろいろと打ち合わせしながらやっているようですけれども、先日、6月29日に加入促進の大会を開いたそうです。その中では助役もパネラーとして出て、会長からは今商店街で何が必要なのかという基調報告があって、パネラーでやって積極的議論があったということですけれども、私は、ぜひ商店会連合会でもよく話し合いをして、例えば新宿区でシンポジウムを開くとか、あるいはこういう調査活動を、区がそういうことを並行してやっていくべきだと思うんです。そんなにお金のかかることではないんですから。どれぐらいかかりましたかと言ったら50万円ぐらいでできたというんですから、その調査もやろうと思えばできるというふう思いますので、ぜひそういった調査活動やあるいはシンポジウムを、商店会と連合会と一緒になって、そういった企画もやりながら、チェーン店や新しくお店を出した人たちへの働きかけ、そういったことを油を注ぐというか、商店会の人たちも、区もそれだけやってくれているなら俺たちもー緒にやろうと、こういう気持ちになるような取り組みが今必要ではないかと思うんですが、どうですか。
○商工課長
今お話がありましたように、世田谷区の会長さんが非常に頑張っていらっしゃるということは事実でごさいまして、新宿区商店会連合会もこの会長さんが会長を勤められている東京都商店街振興組合連合会の一組織でございます。当然にそこからのいろいろな情報が入ってくると思いますし、そういったものも活用しながら我々としては、一緒に新宿区商店会連合会の応援をしていきたいと考えております。
○雨宮委員
これはどこの商店街も非常に困っていることです。曙橋の商店街の会長さんも、お祭りをやっても、あそこの商店街は、わずかあの商店街の通りでも10数軒あるそうです。そこへ買い物に行っても、それぞれの商店街の会員さんは買い物券みたいなのを出してくれて、当日子どもあるいは住民の方もそれでおでんが食べられたりとかいろいろなものが買えるんだけれども、やはり加盟していないところはそういうことはやってくれないということで、やはり商店街も大変因っているようですから、ぜひ今、課長がおっしゃったように、商店街連合会とも相談していただいて、やれることからやっていただきたいということで、この点については要望して終わりたいと思います。
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