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あつ〜い教室 なんとかして! 小中学校普通教室の冷房化を実現させましょう(2002年7月)

「子どもたちが授業に集中できない」−−PTAからも強い要望

 近年、ヒートアイランド現象などによる猛暑で、小中学校の教室の中は35〜40度の暑さです。新宿区内の小中学校では、四谷中学校は自動車騒音対策として、西戸山中学校は電車騒音対策として、普通教室にクーラーが設置されています(四谷第6小学校は一部の普通教室に設置)が、それ以外の学校は普通教室にクーラーがありません。
 みかねた保護者や同窓生の方たちが扇風機や冷水機を寄贈している学校もあります。気分が悪くなったり、汗をかいてアトピー性皮膚炎が悪化したりする子どももいます。何よりも授業に集中できなくて学力低下につながりかねず、教室の暑さは、これ以上放置できない事態です。
 区議会でも、日本共産党などがくり返し要求し、区教育委員会は「普通教室の暑さ対策は必要不可欠」と述べるようになりましたが、区長は、2002年6月議会で、幼稚園も含めた全小中学校の普通教室の冷房化の早急な具体化は「困難」だと答弁しています。

目黒区はすべての小中学校にいっせいにクーラーを設置
新宿区でもぜひ実現を!

  同じ都心区の千代田区と中央区では、すでに普通教室の冷房化が実現しています。目黒区では、子どもたちの良好な学習環境の整備をはかり、かつ、学校間の格差を生じさせないために、今年(2002年)の夏、すべての小中学校33校370教室にいっせいにクーラーを設置することを決めました。
 新宿区では367教室に設置すれば、すべての小中学校の普通教室の冷房化が実現できます。
新宿区の財政は、2000年度は16億円の黒字。2001年度決算も確実に黒字の見込みです。まさに子どもたちのためにこうした財源を活用すべきではないでしょうか。
 日本共産党は、区民のみなさんと力を合わせて、小中学校の普通教室の冷房化の実現に全力をつくします。

新宿区議会は全議員で、国に対し、普通教室の冷房化に財源措置を求める意見書を提出しました。

  新宿区議会は、2002年6月17日に開かれた本会議で、国に対し、「普通教室の空調化に対する財源措置を講じることを求める意見書」を全会一致で可決しました。
 日本共産党は、この意見書の内容にもとづき、国が財源措置をおこなうよう、全力でがんばります。

 普通教室の空調化に対する財源措置を講じることを求める意見書

 近年、夏期の気温上昇が続いており、30度を越え35度以上の猛暑を記録する日が少なくありません。都市部においては、車の排気ガスやビル化による通風阻害、緑地の減少、アスファルトの照り返しなど、いわゆるヒートアイランド現象がこの猛暑に拍車をかけています。こうした状況下、事業所はもとより公共施設は冷房化され、一般家庭においても冷房の導入が進んでいます。
 学校においては、現在、公立学校施設整備費国庫補助要項で、大規模改造の際、補助対象工事として、空調設置工事については、積雪寒冷地以外の地域では、音楽室・家庭科室・図書室・職員室・保健衛生室等とされています。児童・生徒が最も長い時間を過ごす普通教室の冷房化に対する財源措置は講じられていません。
 これまで学校では夏休みがあり、暑い期間は短期であるという考え方がありましたが、都市部の環境の悪化に加えて、本年度から新学習指導要領が実施され、夏休み中における学校での学力向上や部活等の取り組みも増加する状況にあり、普通教室の冷房化は学校関係者、保護者の強い要望です。
 都市部の自治体では、交通騒音などへの対策として一般財源を投入して普通教室の冷房化を進めているところですが、都心部の特殊な事情に鑑み、普通教室の冷房化に対する財源措置を講じられるよう要望するものです。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、新宿区議会の議を経て意見書を提出します。

 平成14年6月17日
                                    議 長 名
総務大臣
財務大臣
文部科学大臣 あて



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