| >新宿区政の焦点>新宿区立歴史博物館収蔵資料の盗難事件 ──真相・原因の徹底究明と抜本的な再発防止対策を(2002年8月) |
| ■新宿区立歴史博物館収蔵資料の盗難事件 ──真相・原因の徹底究明と抜本的な再発防止対策を(2002年8月) |
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新宿区立歴史博物館収蔵の林芙美子の書簡が盗難された事件で、8月22日、歴史博物館にかつて勤務していた新宿区の職員が窃盗容疑で逮捕されました。 この書簡は2000年に林芙美子のご遺族から寄贈されたもので、2002年6月20日に、古書店組合の競売の出品目録に掲載されていることが発見されました。区教育委員会が調査したところ、林芙美子の書簡9点が所在不明となっており、うち7点が競売にかけられていました。区教育委員会と歴史博物館を管理運営する新宿区生涯学習財団は、7月3日に四谷警察署に盗難届けを出し、8月8日に保有していた書店から書簡7点を27万円で買い戻しました。 新宿区立歴史博物館では、この間、購入資料9052点の確認整理をおこなった結果、8月23日現在、夏目漱石の「道草」草稿68枚のうちの1枚、太政官高札(慶応4年キリシタン禁制)など20点の資料の所在が確認できていません。このほかに10万点を超す寄贈資料があり、その所在確認作業はまだおこなわれていません。 日本共産党新宿区議団が見解を発表(2002年8月23日) 日本共産党新宿区議団は8月23日、新宿区立歴史博物館収蔵資料の盗難事件について、下記の見解を発表しました。
区民の歴史的文化的財産という認識がうすれていることから起きた重大な問題 新宿区立歴史博物館収蔵資料の盗難事件について、新宿区議会文教委員会(雨宮武彦委員長=日本共産党)が8月26日に開かれ、教育委員会の報告と質疑がおこなわれました。 教育委員会は、「今回の事件は、重要収蔵庫の出入りのチェックや資料の点検など管理上の不備によるものと認識している」と報告。あわせて、夏目漱石の「道草」草稿など、購入資料のうち所在が確認できない20点のリストを資料として提出しました。 日本共産党の笠井つや子区議は「区民の歴史的文化的財産という認識がうすれていることから起きた重大な問題」と指摘して、区民に対する責任を明確にするよう求めるとともに、「歴史博物館では過去にも盗難事件が起きているが、教訓がどう生かされていたのか」と質問。教育委員会は「内部の犯行はまったく想定していなかった」と答弁しました。 また、笠井区議は、専門家が、一般の職員が重要な資料を持ち出しできる仕組み自体が問題と述べていることを紹介し、歴史博物館の管理運営を2000年に新宿区生涯学習財団に委託して以降、学芸員の数を削減したり、学識経験者などで構成する博物館運営協議会を廃止したことなどの問題点を指摘。原因を徹底的に明らかにして、十分な再発防止対策を検討することを求めました。 ★新宿区立歴史博物館収蔵資料の所在不明問題・盗難事件については、2002年6月10日、7月10日、8月26日の区議会文教委員会で報告と質疑がおこなわれています。 文教委員会の会議録は、「新宿区議会」のホームページに順次掲載されます。「新宿区議会」のホームページは、このホームページからもリンクできます。 |
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