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区は、周辺の7つの区立保育園で計55人の定員拡大を予定。それなら、2つの保育園を存続させることが待機児解消への最善の方法ではないですか
区議会には、2つの保育園の存続を求める陳情署名が3000名を超す方から寄せられています。
区は、2つの保育園を廃園にしても、“来年4月に旧牛込原町小学校跡地に開園する私立保育園(原町みゆき保育園)に引き継ぐので問題はない”と言っています。しかし、新しい私立保育園は、2つの区立保育園の合計より定員が10人多いだけで、大江戸線の牛込柳町駅のすぐ近くのため、区内各地からの入園の希望も予想されています。
また、区は、区議会の答弁で、2つの保育園を廃園にするのと同時に、周辺の7つの区立保育園(弁天町、中町、東五軒町、西早稲田、早稲田南町、高田馬場第二、大久保第一)であわせて55人もの定員を拡大する計画を明らかにしました。それでも、下記の中町保育園の3歳児クラスの例に見られるように、さらに待機児が増える可能性があります。そんなことをしてまで、なぜ廃園にする必要があるのでしょうか。
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さらに待機児を増やすつもりでしょうか?
2園を廃園にしてしまうと…
中町保育園の来年度の3歳児クラスの場合は──
今年度の定員は13人。現在の2歳児クラスには12人の園児が在籍していますが、待機している児童が2人、2つの保育園の廃園で転園を希望している児童が4人います。計18人が入れる必要がありますが、区は、定員を拡大しても「14人の予定」だと言っています。
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安易な定員拡大は、子どもたちに大きなストレス
定員を拡大すれば、保育室は過密になります。保育の専門家は、「過密な保育園では、子どもたちのストレスがたまり、もめごとが増えている」と言っています。いま、相次ぐ子どもたちの事件に多くの人が心を痛めていますが、保育園の時から子どもたちの豊かな成長を保障したいというのがみんなの願いではないでしょうか。
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区議会で区が答弁──「財源にゆとりがあれば、北山伏と薬王寺を残すという選択肢もあるかもしれない」
区も、10月9日の区議会決算特別委員会で、「財源にゆとりがあれば、北山伏と薬王寺を残すという選択肢もあるかもしれない」と言わざるをえなくなりました。新宿区の財政は3年連続黒字です。2つの保育園がある建物は、来年もひき続きことぶき館や児童館として使う予定です。保育園を廃園にする理由はどこにもありません。
区民のみなさんの世論と運動で存続させた新宿第一保育園には、定員いっぱいの40人の子どもたちが通っています(10月1日現在)。このことからも、2つの保育園を存続させれば、待機児童解消へ大きく前進することは明らかです。
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2つの保育園の保護者のみなさんの声(区が8月下旬におこなったアンケートから)
●4月からの入園で、やっと慣れてきた状態です。できれば来年も北山伏に預けたいと思っていますが、もう無理なのでしょうか。
●近接する2園を廃園にすることは、定員もたいして増えないし、遠くなるだけで、住民には何のメリットも感じられません。非常に憤りを覚えます。
●2園を廃園にすることにより、登園時間がさらにかかり不便です。区の一方的な取り決めにより、2園を廃園にすることは、親子ともども保育園選択の自由を奪うものです。
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各党・各会派の態度が問われています
日本共産党は、10月10日の区議会福祉衛生委員会で、2つの保育園の廃園はいったん凍結して、区民や保護者の意見を十分に聞き、待機児解消の進行状況を十分見きわめたうえで、検討しなおすべきだと主張しました。
廃園条例案の福祉衛生委員会での採決は10月14日に、本会議での採決は10月20日におこなわれます。待機児の解消をすすめ、新宿の子どもたちのためによりよい保育をすすめる立場に立つのかどうか、各党・各会派の態度が問われています。
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