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区議会福祉健康委員会−−日本共産党提案の小中学生の医療化を無料化する条例。民主党、社会は賛成。公明党、自民党、新宿無所属クが反対し、否決に(2005年3月17日)


 3月16日、17日の区議会福祉健康委員会で、日本共産党が提案した小中学生の医療費を無料化するための条例(乳幼児医療費助成条例の改正)案の質疑と採決がおこなわれました。
 採決では、共産党(1名)、民主党(1名)、社会(1名)が賛成しましたが、公明党(3名)、自民党(2名)、新宿無所属クラブ(1名)が反対し、否決となりました。

■「少子化対策の大きな柱として実施の決断を」(共産党)

 提案説明をおこなった笠井つや子議員(写真)は、今年1月から小学校6年生までの通院・入院医療費を無料化した品川区では、他区から引っ越してきた保護者から「子どもを育てるうえで経済的な心配をすることなく、安心です」という声が出されるなど、子育て世代に安心感が広がっていることを紹介し、「合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の平均)が0.79の新宿区での少子化対策の大きな柱として、小中学生の医療費無料化が求められている」と強調。
 実施するためには、医療関係機関との調整など準備に1年近くかかることを指摘して、「いま、この時期に実施の決断を強くお願いするものです」と述べました。

■「新宿の未来を考えれば、やるべき」(民主党)、「政策的判断であり、ふみきるべき」(社会)

 質疑と討論では、民主党は、「少子化対策として最大の事業になる。新宿の未来を考えれば、やるべき」、社会は、「政策的判断であり、ふみきるべき」と述べました。

■小中学生への助成の拡大の必要性を認めながら、反対する公明党、自民党

 一方、公明党と自民党は、医療費助成の小中学生への拡大の必要性を認めながら、「区財政の状況」などを理由にして、「今の時期を適当であると考えない」(公明党)、「時期尚早ともいえる」(自民党)などと述べて反対しました。
 日本共産党は質疑の中で、区財政の現状は、毎年、年度当初の区の「財源不足」という見込みとは逆に、4年連続の黒字(実質単年度収支)となっていることを指摘するとともに、区が「財政非常事態宣言」を出した年である95年に乳児医療費助成の対象年齢を就学前まで拡大した事実も示し、問題は政策的な判断だと強調しました。

 3月14日の予算特別委員会−−日本共産党提案の予算修正案の採決結果

 14日の予算特別委員会で、日本共産党が提案した、06年4月から小中学生の医療費を無料化するための準備経費(941万円)を計上した05年度予算の修正案の採決がおこなわれました。
 共産党(4名)、民主党(2名)、社会(1名)が賛成しましたが、自民党(4名)、公明党(3名)、新宿無所属クラブ(2名)が反対し、7対9で否決となりました。


 小中学生の医療費を無料化する条例案の本会議での討論と採決は、3月24日におこなわれます。また、日本共産党は、医療費無料化を実施するための準備経費(941万円)を計上した05年度予算案の修正案を、再度、24日の本会議に提案します。区議会をぜひ傍聴してください。

3月24日(木)の区議会本会議(午後2時開会予定)
沢田あゆみ議員…小中学生の医療費無料化条例案の賛成討論
川村のりあき議員…2005年度予算案についての少数意見報告
近藤なつ子議員…予算修正案の提案説明



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