希望のもてる社会をわたしたちとともに
トップページ 新宿区政の焦点>区議会第4回定例会−−区立新宿第一保育園廃園条例に日本共産党は反対。公明、自民、新宿無所属ク、民主などが賛成して可決(2005年12月6日)


区議会第4回定例会−−区立新宿第一保育園廃園条例に日本共産党は反対。公明、自民、新宿無所属ク、民主などが賛成して可決(2005年12月6日)


 12月6日に、区議会第4回定例会が終了しました。
 今定例会には、区長から27件の議案が提案され、日本共産党は、区立新宿第一保育園を今年度末で廃園にする条例に反対、他の26議案には賛成しました。

■補正予算が可決され、区立幼稚園のクーラー設置などが実現へ

 一般会計補正予算(第5号)が可決され、区立幼稚園(24園)と中学校図書室(5校)へのクーラー設置、落合第二中学校への情緒通級学級開設、児童手当の中学3年生までの拡大(準備経費を計上)、区有施設のアスベスト除去工事などが実現します。

■待機児解消に大きな役割を果たしている新宿第一保育園

 今定例会に中山区長は、区立新宿第一保育園(新宿7丁目)を今年度末で廃園にする条例を提案。日本共産党と社会、花マルクラブが反対しましたが、公明党、自民党、新宿無所属クラブ、民主党、無所属が賛成し、可決されました。
 0歳児、1歳児を対象とした新宿第一保育園は、働くお母さん、お父さんの拠り所として大きな役割を果たしてきました。前小野田区政は02年度末で廃園にしようとしましたが、これに反対する世論と運動のなか、02年11月に就任した中山区長が「入所待機児数の増加を勘案し」て、当面、廃園をとりやめていたものです。
 同園は、昨年12月時点では定員40人に対し39人が在籍、今年11月1日時点では1歳児の定員20人に対し17人が在籍し(区は今年度0歳児の募集を停止)、待機児解消のうえで大きな役割を果たしています。ところが区は、「区全体では余力がある。すでに役割を終えた」として、今回、廃園条例を提案しました。

■日本共産党「待機児の現状から存続すべき」と主張

 6日の本会議で、福祉健康委員会の少数意見報告をおこなった田中のりひで議員は、来年度の区内保育園の定員拡大は、0歳児が2人、1歳児が5人であること、近隣の富久町保育園では12月1日現在、0歳児6人、1歳児3人の待機児がいることなどを指摘し、「待機児の現状から、新宿第一保育園は必要な時期まで存続すべき」と主張し、廃園条例に反対しました。

新宿第一保育園廃園条例についての少数意見報告

2005年12月6日 区議会本会議
田中のりひで議員

 私は、第109号議案、新宿区立保育所条例の一部を改正する条例について、委員会の決定に少数意見を留保しましたので、報告します。
 この条例は、新宿区立新宿第一保育園を廃止するための条例です。
 新宿第一保育園については、「区政改革プラン」で、2003年度に富久町保育園の開園とともに廃止される予定になっていました。
 2002年9月の第3回定例会の決算特別委員会の質疑では、「新宿第一保育園も含めた廃園計画に対し、いったん凍結し待機児解消を優先させるべき」との質問に対し、当時の福祉部長は「凍結するつもりは毛頭ございません」と、あくまで廃園の立場を明確にしていました。
 ところが、その質疑の2カ月後の2002年11月24日に就任された現中山区長は、新宿第一保育園についてはあくまでも臨時暫定的措置として、入所待機児童数の増加を勘案し、廃園から当面運営の方針転換をおこなわれました。
 2004年度の12月には40名の定員に対し39名の在籍児童数、今年度は11月1日現在1歳児定員20名に対し17名の在籍児童となっています。まさに、区長の当時の判断が適切だったことが明らかではないでしょうか。
 現在、区は、2007年度当初に待機児童ゼロを目標にしています。しかし、千代田区、金沢市に見られるように、本格的な待機児解消が求められていることは言うまでもありません。
 すでに、新宿第一保育園では0歳児は募集はされておらず、1歳児のみになっています。区は、新宿区全体では余力があるとし、すでに役割は終えた、としています。しかし、来年度は、0歳児は定員の弾力化で2名の拡大、1歳児は中町保育園など5名の定員拡大であり、新宿第一保育園の廃止による定員減を取り込めないのではないでしょうか。
 認証保育園や保育室などに通っている児童も含めた待機児の数は、12月1日現在、0歳児94名、1歳児31名です。また、富久町保育園では、12月1日現在、待機児童数は0歳児6名、1歳児3名になっています。新宿第一保育園に通園している児童のうち8人は半径500bの外の地域になっていることから、新宿第一保育園の廃止は近隣地域だけではなく区内全域に大きな影響を及ぼすことは明らかです。
 さらに、認証保育所については、これまで「第4次実施計画」では2007年度末までの目標をすでに現在の4所で達成しているにもかかわらず、来年度新たに2所の開設支援を予定しています。まさに、待機児解消にとって、新宿第一保育園の廃止ではなく、存続の必要性を客観的に証明しているのではないでしょうか。
 わが党は、新宿第一保育園については今年度限りで廃止するのではなく、待機児解消の現状から必要な時期まで存続すべきだと主張してきました。さらに、待機児解消は、認可保育園によっておこなうべきであり、認証保育所をそれに代えるものではないと考えています。したがって、新宿第一保育園の存続を主張する立場から、廃止を求める本議案については反対します。
 これで少数意見の報告を終わります。ご清聴、ありがとうございました。



トップページ 区議会だより 区議8人の紹介と活動私たちの政策・見解
おもな活動新宿区政の焦点 あなたの声にこたえて リンクE-mail