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    JR東日本東京支社にJR新大久保駅のバリアフリー化に関する要望書を提出

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    JR東日本東京支社にJR新大久保駅のバリアフリー化に関する要望書を提出しました。

     

    6月27日沢田、阿部、佐藤の各区議と大山都議でJR東日本東京支社にJR新大久保駅のバリアフリー化に関する要望書を提出しました。要望書の要旨を話し総務部企画室の担当者に要請しました。

    JR は「土地は概ね解決した。エスカレーター、エレベーターもない山手線の駅(代々木駅は工事中)は、新大久保駅だけとなり社としても検討に入っている。用地 が限られており、施行の案を何パターンか検討している。今日の段階ではいつからかは答えられないが社ではきちんと検討している。一日も早くすすめたい。な お、エスカレーターの設置についてはスペース的にきびしい」と回答がありました。要望書は以下のとおりです。

     

    東日本旅客鉄道株式会社東京支社 御中

    2014年6月27日

     

    日本共産党東京都議会議員 大山とも子

    日 本 共 産 党 新 宿 区 議 会 議 員 団

     

     

    JR新大久保駅のバリアフリー化に関する要望書

     

    2000年の「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」施行後10年間で、1日5000人以上が利用する鉄道駅の段差解消は9割程度まで進み、その後は1日3000人以上が利用する駅で段差解消と転落防止設備の整備が進められています。

    貴 社ホームページによれば、東京都内のJR駅でエレベーターもエスカレーターも設置されていない駅は、新大久保、お茶の水、浅草橋、板橋の4駅だけとなって います。内、板橋駅は2017年度、御茶ノ水駅は2018年度にそれぞれバリアフリー化を完了予定であり、浅草橋駅も昨年エレベーター設置の計画が発表さ れています。現段階で、何の計画も示されていない駅は新大久保駅だけとなっています。

     

    新 大久保駅は当然バリアフリー化の対象駅ですが、敷地が狭隘なことに加え、土地の利用関係に問題があるためバリアフリー化が困難であると言われてきました。 そこで6月の新宿区議会でこの件を質したところ、中山弘子新宿区長は、土地の利用関係の課題解決の見通しがつき、エレベーター設置の工法選定や事業費等の 比較検討段階に入っていると貴社から聞いている旨答弁しました。ようやく明るい兆しが見えてきたことを歓迎するものです。

     

    し かし、地元に住む者にとっては、いつ頃に段差解消が完了するのかなど詳細が不明なうちは安心ができません。また、新宿区長は、エレベーターについては言及 していますが、エスカレーターのことは触れませんでした。同駅は、近隣に大病院が3カ所あり、全国や新宿区の障害者施設、都営戸山ハイツアパートや戸山団 地にも近く、障害者、高齢者、通院者といった交通弱者が多数利用する駅です。新大久保駅には視覚障害者の転落防止設備が整備されましたが、段差の解消も1 日も早く実現するよう強く要望いたします。なおその際、エレベーターだけでは利用者が限られますので、より多くの乗客が利用可能なエスカレーターも整備し てくださることを要望します。

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    2014.07.23 更新

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